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「前向きな人」に成るためのヒントは、「自己肯定感」「忘れる」「モチベーション」

 
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長年、大手鉄鋼会社及び関連企業、米国鉄鋼会社に勤務。仕事のテーマは、一貫して生産性の向上。生産部門、開発部門、管理部門、経営部門において活動。何事につけても「改革しよう」が、口癖。日本経営士会会員。 趣味:市民レベルのレガッタ、ゴルフ。

「前向きな人」に成るためのヒントは、「自己肯定感」「忘れる」「モチベーション」

 

「前向きな人」に成るためには、「自己肯定感」「忘れる」「モチベーション」

どんな時でも「明るく元気で積極的」、そんな人が回りにいませんか。そんな人を「前向きな人」と呼びます。
「前向き」とは、物事に対する姿勢が積極的で建設的ということです。「前向きな人」は、新しいことに挑戦するときに物怖じせず、目標を達成するために努力を惜しまい人です。たとえ、ネガティブな感情が生まれても、それを受け入れて次のステップに進める人でしょうか。
「前向きな人」には、様々なメリットがあります。たとえば、以下のようなことです。
1)ストレスを軽減する
 前向きな人は、困難や挑戦に対してポジティブな姿勢を持つことで、ストレスや不安を軽減し、心の健康を維持するのに役立ちます。
2)問題解決能力が向上する
 前向きな人は、ポジティブな視点から物事を捉えることで、より効果的な解決策を見つける可能性が高まります。
3)人間関係が向上する
 前向きな人は、周囲の人々との良好な関係を築くことが出来やすい傾向になります。一緒にいて気持ちよくさせることが多いのではないでしょうか。
一方、「前向きになれない人」には、逆のことが起きます。「前向きになれない」原因は、いくつかあります。
1)過去のトラウマや失敗の影響
 過去のトラウマや失敗が、過度に悲観的な状態に導くことがあります。過去の経験が前向きな考え方や行動を阻害する場合があります。
2)ネガティブな環境や人間関係
 ネガティブな環境や人間関係に囲まれている場合、その影響を受けて前向きな考え方や行動が難しくなります。周囲の否定的な影響が自己肯定感を低下させ、前向きな態度ができなくなります。
3)自己否定的な思考パターン
 自己否定的な思考パターンが根付いている場合、前向きな考え方が難しくなります。自分に対する否定的な評価や不安などが、前向きな態度を妨げることがあります。
4)未来への不確実性や恐怖
 未来への不確実性や恐れが、前向きな考え方を妨げることがあります。将来の不安や恐れが人々の心を支配すると、前向きなアプローチを取ることが難しくなります。
5)健康問題
 身体的または精神的な健康問題がある場合、前向きな考え方や行動が困難になることがあります。健康上の問題が人々の心理的な状態に影響を与え、前向きな態度を妨げます。
そんな「前向きになれない人」がフォームの始まり、「前向きな人」になるには、いくつかのポイントがあります。
1)自己肯定感を持つ
2)「忘れる」ことができる
3)モチベーションを見つける
これらのことで、「自分を認めて、過去を忘れ、将来を見る」ことができ、「前向きな人」になれるということです。

この記事では、「前向きな人」になろうとする人へのヒントをご紹介します。

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自己肯定感を持つ

「前向きな人」は、自分自身を受け入れ、認めています。これは、「自己肯定感」と言われる心理です。自己肯定感を高めることで、自分の欠点や失敗を否定せずに、受け入れることで前向きな考え方に転換することができます。
自己肯定感を高めることは、過去の失敗や自分の欠点を認め乗り越えることです。自己肯定感の本質は、
「昨日より今日の方が向上しているという感覚」
です。向上しているとの感覚があると、自分欠点や失敗を受け入れやすくなります。悪いこと起きて、「今もなお悪化し続けている」との感覚があると、そのことから目を背けたくなり、自己肯定などできません。
スポーツの試合で連敗していても、
「今日の試合は負けたけど、いいプレーが増えてきた」
などとコメントする監督がいます。これは、「自己肯定感」の強いコメントです。これを聞いた選手は、これを「前向き」に捉え、「次こそは勝利する」と強く思うのではないでしょうか。

 

「忘れる」ことができる

「前向きな人」は、決断の結果が悪く失敗したとき、これをいつまでも後悔しません。いくら後悔したところで、結果が変わりません。運悪く起きたトラブルをいくら悔やんでも変わりません。悪い過去は、「忘れる」ことが一番です。「すべて忘れろ」と言われても、どうしても悪い過去へ拘りたくなります。ならば、失敗で得られた教訓だけを頭に残すことです。教訓として残したことは、「前向き」に繋がります。失敗しても教訓を得ることができれば、
「昨日の自分より今日の自分の方が、少しばかり知恵がついた」
といった自己肯定感が持て、前向きに気持ちを切り替え易くなります。
前向きな気持ちになるには、気分転換になるような「体を動かす」「好きな音楽を聴く」「飲酒」等々、巷には様々なアドバイスが流れています。いずれも、過去に起きた悪いことを「忘れろ」と言っているということです。何かをすることで、「忘れる」ことが促進されます。
「忘れる」の他に、ネガティブなことをポジティブな言い方にすることも「前向き」になれます。
「失敗は成功の元」
とは、まさにポジティブな言い方への変換です。意識して、ポジティブな言葉に出しみることです。

 

モチベーションを見つける

「前向きな行動」を起すには、エネルギーが必要です。そのエネルギーとなるのが、モチベーションです。モチベーションは、各自の描いた「未来」を実現しようとする情熱をもらします。
モチベーションには、「成功したい」「利益を得たい」といった自分に関するものや、「子供のため」「家族のため」といったこともあります。モチベーションがあれば、障害を乗り越えて自分を望む方向に努力しようという気になります。
気を付けたいのは、「成功したい」ではなく「失敗したくない」。「利益を得たい」ではなく「損をしたくない」という思考に陥ることです。こうなると、「前向きな人」というより、「後ろ向きな人」に成るためのエネルギーになってしまいます。
「子供のため」「家族のため」に「こうなりたい」「こうしたい」と考えることが「前向きな人」です。
いろいろな障害にぶつかると目標を変えざると得なくなります。そのたびにモチベーションを見いだしていくことが、いつでも「前向きな人」になるコツです。

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まとめ

そんな「前向きになれない人」がフォームの始まり、「前向きな人」になるには、3つのポイントがあります。
1)自己肯定感を持つ
2)「忘れる」ことができる
3)モチベーションを見つける
これらのことで、「自分を認めて、過去を忘れ、将来を見る」ことができ、「前向きな人」になれるということです。

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