「なりたい姿」に向かって変えていく「改革志向」の意見満載

ビジネスでの「決められない」という遅い意思決定をはやくするための3つのポイント

 
決定が遅い人のイラスト
記事一覧

この記事を書いている人 - WRITER -
長年、大手鉄鋼会社及び関連企業、米国鉄鋼会社に勤務。仕事のテーマは、一貫して生産性の向上。生産部門、開発部門、管理部門、経営部門において活動。何事につけても「改革しよう」が、口癖。日本経営士会会員。 趣味:市民レベルのレガッタ、ゴルフ。

ビジネスでの遅い意思決定をはやく行うための3つのポイント

 

ビジネスで意思決定を迅速に行うための3つのポイント

何かを決めなくてはならないとき、さんざん調査をして合理的に検討したとしても、間違いや失敗のリスクが残り、決められない状態に陥ることがあります。
決めたことが、正しいか正しくないかもありますが、決めることが遅れることのデメリットが増大します。
例えば、
1)はやく決めないと、選択肢がどんどん失われる。
2)はやく決めて動かないと、主導権が取れない。
3)はやく決めた分だけ、チャンスが増える。
といったことが、仕事のみならず日々の生活でも起きます。
例えば、昼食時、何を注文するか迷っていると数量限定のサービスランチは売り切れるかも知れません。休みに家族でどこに行くか早く決めないと、皆勝手に予定を立ててしまいますよ。
ビジネスにおいて、「やるかやらないか?」「何を選ぶか?」「いくらにするか?」といった決定、つまり意思決定をはやくするための3つのポイントがあります。
1)決定には、「やり直せるもの」と「やり直せないもの」とがあることを理解する
2)「失敗があること」を覚悟しておく
3)「どこまで状況が分かれば意思決定するか」を決めておく
これらをすることで、日常的な意思決定から大型投資や新規事業の立ち上げといったことまで、意思決定が迅速に行うことが出来きると同時にプレッシャーが軽減されます。

広告

決定には、「やり直せるもの」と「やり直せないもの」とがあることを理解する

意思決定をしなければならないとき、迷い続けるのは、決めたことが間違っていて、後悔したくない気持ちがあるからです。あるいは、間違ったときの責任問題や損失などへの不安といってもいいかも知れません。
しかし、決定には「やり直せるもの」「やり直せない」ものがあります。実は、「やり直せる決定」の方が、圧倒的に多いのです。決定したことが間違っていれば、気が付いたときに修正することができます。失敗しても、やり直しをするだけです。失敗は、一つ経験が増えたということだけとかんがえられます。
ところが、意思決定するとき、どんなことも「やり直せない決定」と思い込んで迅速な判断が出来なくなりがちです。
一度意思決定したことをすぐに変えると「朝礼暮改」などと批判されるのを恐れてしまいます。」しかし、環境の変化の激しい現代では、そうでもしなければ企業は生き残れないと考えることです。
もちろん「やり直せない決定」もあります。失敗すれば、「命に係わるような決定」は、やり直しはできません。2022年4月23日知床で起きた観光船の沈没事故は、乗員乗客26人全員が亡くなりました。悪天候が予想される中で、会社は「出航決定」をしました。当事者は、
「天候が悪くなれば、引き返せる」
と判断したようですが、これは「やり直せない決定」であるにも関わらず、「やり直せる」と考えていました。
判断を迫られるとき、その決定が「やり直せるか」、「やり直せないか」を考慮することが大切です。

「失敗があること」を覚悟しておく

決定をするとき、失敗の可能性や失敗状況を想像するのは、気持ちのいいものではありません。失敗を考えないようにして、意思決定しようとすると、大変な不安やプレッシャーを感じるはずです。むしろ、
「失敗はあるものだ」
と覚悟を決めておくと、意思決定の際に気持ちが軽くなります。
「失敗してもこの程度の損失」
などと、失敗したときのダメージを覚悟しておけば、大胆な決断であても迅速にできやすくなります。間違っても
「失敗するとは思っていなかった」
といった言葉がマネージャーから出てはいけません。
大きな投資や新規事業を行うとき「リスク管理」をすることが経営の基本です。つまり、失敗の可能性や失敗したときの損失をあらかじめ検討し、対応策を取っておくことです。いわば、システマチックに「失敗があること」を覚悟するようなものです。

「どこまで状況が分かれば意思決定するか」を決めておく

正しい決定をしようとすると、事前に状況を調べる必要があります。
意思決定するまでには、5つのステップがあります。
1)課題の特定
2)情報収集
3)解決策の作成
4)解決策の分析・検討
5)意思決定
ところが、情報収集には切りがありません。どこまでやっても、すべて網羅したとは判断できません。解決策も複数あり、その分析・検討も切りがありません。
完璧な意思決定をしようとしても、不可能なのです。
そこで、
「情報収集は7割、解決策は少なくとも2通りつくって、意思決定する」
といったような目安がないと、意思決定が遅れてしまいます。情報収集や解決策の妥当性を厳密にやろうとすると時間ばかりかかることになります。
アマゾンの創立者であるジェフ・ベソスは、
「欲しい情報の内、7割ぐらい得られたら、おそらく決定すべき時期です。9割になるまで待っていたら、大抵手遅れでしょう」(「ベソス・レター:アマゾンに学ぶ14カ条の成長原則」⦅すばる舎⦆より)
と述べています。

広告

ベゾス・レター:アマゾンに学ぶ14ヵ条の成長原則

まとめ

ビジネスにおいて、意思決定をはやくするための3つのポイントがあります。
1)決定には、「やり直せるもの」と「やり直せないもの」とがあることを理解する
2)「失敗があること」を覚悟しておく
3)「どこまで状況が分かれば意思決定するか」を決めておく
これらをすることで、日常的な意思決定から大型投資や新規事業の立ち上げといった意思決定が迅速に行うことが出来き、同時に決定のプレッシャーが軽減されます。

参考記事:「仕事が出来る人」の特徴は、すぐ分かる、すぐ決める、すぐ行動する

決断できない人、決断しない上司、お客様の決断を速くする3つのポイント

この記事を書いている人 - WRITER -
長年、大手鉄鋼会社及び関連企業、米国鉄鋼会社に勤務。仕事のテーマは、一貫して生産性の向上。生産部門、開発部門、管理部門、経営部門において活動。何事につけても「改革しよう」が、口癖。日本経営士会会員。 趣味:市民レベルのレガッタ、ゴルフ。
スポンサーリンク




スポンサーリンク




Copyright© 改革志向のおっさんブログ , 2023 All Rights Reserved.