やりたいことが見つからない人に試して欲しい3つの方法
やりたいことが見つからない人に試して欲しい3つの方法
やりたいことが見つからないで悩む人に試して欲しい3つの方法
「就職を前にして、自分がなにをしたいか、自分にもわからない」
「就職したいが、やりたいことが見つからない」
人には、そんな自分探しで悩む時期があります。現実は、多くの人が一生「やりたいこと」を求めてさまよっているのかも知れませんが、どこかで折り合いをつけています。
今、やりたいことが見つからず悩んでいる人に、これを見つける3つの方法を紹介します。
1)「もし、自分が○○だったら」と仮定してみる
2)「何が好き、何が嫌い」「何が楽しい、楽しくない」か並べてみる
3)「××は、二度としたくない」から見つける
この方法で、自分の中にある隠れた価値観や好みが分かります。これを見つけ出すことが、「やりたことを見つけること」に繋がります。
これは、職場の若い社員や就活生と会話する中で見つけた方法です。「やりたいこと」を見つけるのは、かなり偶然によるとことが多いのですが、この記事もその偶然の一つとしてください。
やりたいことが見つからないなら、「もし、自分が○○だったら...」と仮定してみる
「もし、自分がハンバーガーショップの店長だったら」
「もし、自分が学校の先生だったら」
そんな空想をしてみて下さい。その職業に就きたいか、就きたくないかは、この際関係ありません。むしろ、どんな店長、どんな先生に成りたいのかと想像を膨らましてください。おいしいハンバーガーを作る、綺麗で明るい店内を毎日見回る。商品を渡すときお客さんが笑顔になる。売上がどんどん伸びて儲かる。チェーン店の幹部になり、そして独立する。
あなたは、どんなシチュエーションが好ましいと感じますか。ワクワクしますか。ハンバーガーを作るとき。人が笑顔になるとき。独立すること。これらを見ていくと、隠れた自分が見つかります。いろいろな「もし」を自分に当てはめてみると、だんだん自分のやりたいことの本質が見えてきます。具体的には、調理など「モノづくりがしたい」のか、店長として「意のままに人を動かしたい」のか、「金持ちになりたい」などが見えてきます。そこから、「モノづくりがしたい」や「金持ちになりたい」を実現できそうな、「やりたいこと」を見つけることができます。
「なりたい」「やりたいこと」が見つかったら、もう一度「もし、そうなったら」と想像してください。例えば、「金持ちになりたい」と思っていると分かったら、「もし、金持ちになったら、なにがやりたい」と想像してみてください。その先に本当の「やりたいこと」が隠れているかも知れません。
やりたいことが見つからないなら、「好きなこと」を並べてみる
やりたいことを見つける2番目の方法は、紙の上に
「好きなこと、嫌いなこと」
「楽しいこと、楽しくないこと」
を書いてみることです。例えば、「オンラインゲーム」「仲間との食事」「スポーツ」と書き出します。次に「オンラインゲーム」の中で、どんなゲームが「好きか、嫌いか」。どんな時が「楽しいのか、楽しくないのか」を振り返って下さい。ゲームソフトの構造が好きなのか、人と対戦することが好きなのか、相手を倒すことが好きなのか、誰かに賞賛されることが好きなのか等々上げていくと、自分が「本当は何が好き」なのか分かります。「迷ったら好きな方を選ぶ」は、後で後悔しない原則です。「やりたいことは、好きなことをすること」と心得ることです。
やりたいことが見つからないなら、「したくないこと」を並べて考える
やりたいことを見つける3番目の方法は、
「もう二度とあんなことはしたくない」
「あんな嫌な思いは沢山だ」
といったことを並べてみることです。いろいろ興味のあることから、嫌なことを消去していく方法です。また、「したくないこと」から、「したいこと」へ直接連想することもできます。
5年前、熊本にいた私の親類が震災に遭遇しました。幸い怪我はなかったのですが、住んでいたマンションが損傷を受け、避難所暮らしを余儀なくされました。その後、高校生の姪や彼女の友達から、「医療関係の仕事をやりたい」と思う生徒が沢山でました。
「嫌なこと」を振る返ると、人間関係であったり、自分のコンプレックスとかかわることだったりすることも多いものです。
「高校時代の部活が嫌いだった」という大学生がいました。話を聞くとバレーボール部だったというその女子学生は、バレーボールが嫌いだったのではなく、「コーチとの人間関係」と、「身長が低いこと」がコンプレックスで「部活が嫌い」だったと分析しました。
やりたいことを探すメリット
やりたいことが見つからず、試行錯誤した後「やりたいことを見つけ」て就職する。あるいは、転職や何か趣味を始めることは、その後役に立つことがあります。それは、やりたいことを見つけ、やり始めことが順調にいかず、迷いが生じたときです。やりたいことを見つけるのに苦労した人は、その原点を思いだすことができます。つまり、「やりたいこと」を決めた時の追体験をすることができるのです。例えば、原点に返り「やりたいこと」を「自分が好きなこと」として決めたのであれば、いまでも「それが好きか」と問い直すことで、迷いは消えます。迷いながら「やりたいこと」を見つけることは、人生の財産になります。
まとめ
就職や転職を前に、やりたいことが見つからず悩んでいる人に、これを見つける3つの方法を紹介しまました。
1)「もし、自分が○○だったら」と仮定してみる
2)「何が好き、何が嫌い」「何が楽しい、楽しくない」か並べてみる
3)「××は、二度としたくない」から見つける
この方法で、自分の中にある隠れた価値観や好みが分かります。これを見つけ出すことが、「やりたことを見つけること」に繋がります。
参考記事:就活において自己分析が活かされない、陥り易い3つの事例