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採用面接の練習は、イメージトレーニングと自撮りビデオですると効果的

2021/09/18
 
イメージトレーニングのイラスト
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長年、大手鉄鋼会社及び関連企業、米国鉄鋼会社に勤務。仕事のテーマは、一貫して生産性の向上。生産部門、開発部門、管理部門、経営部門において活動。何事につけても「改革しよう」が、口癖。日本経営士会会員。 趣味:市民レベルのレガッタ、ゴルフ。

採用面接の練習は、イメージトレーニングと自撮りビデオですると効果的

 

採用面接の練習は、緊張しても力が発揮できるように

日本では、今も採用面接が重要視されています。最近では、リモートの面接も行われていますが、直接であれリモートであれ、リアルタイムです。(まだ、プロモーションビデオでの採用試験を知りません。)リアルタイムで行われる採用面接は、必ず緊張が生れます。スポーツの世界では、程良い緊張が、いいパフォーマンスを出させることが、知られています。しかし、緊張し過ぎて、採用面接時に声が震え何を話しているのかわからない受験生を何人も見てきました。人によりますが、緊張しないと言うのは、無理と考えた方がいいようです。むしろ、採用面接で緊張しても力が発揮できるようにすることです。


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リモート採用面接の練習で気付づく自分の欠点

コロナ禍の影響でリモート会議やリモート面接が増えました。リモート採用面接では、面接中に自分の画像を見ることができます。自分の映像を見て、相手からどう見えているか、初めて知ります。私も初めてリモート会議を経験した時「これほどまでに姿勢が悪かったのか」「視線が定まっていない」「高圧的に見える」など、ちょっとしたショックを受けました。リモート採用面接では、相手の様子をじっくり見ることができます。直接の採用面接では、気付かなかった細かな表情を遠慮なく見ることもできます。自分の映像をみて自分の欠点を知り、修正することが、リモートであれ、直接であれ、採用面接やビジネスにおいて大いに役立つと確信しています。

面接練習動画と自撮りビデオを利用する採用面接練習

YouTubeで検索するとリモート採用面接の練習動画サイトが見つかります。面接官役の方が、仮想質問をしている動画です。これに答えるだけでは、一方的です。この時、パソコンなりスマホの自撮りビデオを撮ってみてください。ビデオに録画しなくても、Zoomの会議開始をクリックして、モニタリングするだけでも十分です。質問に答えながら、自分が相手からどんな風に見えているか分かります。顔の向きを変えたり、カメラに近づいたり、離れたり、手や肩を動かすこともできます。相手に、自分の伝えたい姿が見えるか確認してください。自分の姿をモニター越しに見ると、少し恥ずかしさもありますが、思わぬ発見があるはずです。

採用面接の準備と練習、そして覚悟する

いくら自信があっても、採用面接を受けるのになにがしかの準備が必要です。応募した職種、企業の事業全体について情報を集めること。公式サイトや株式情報、最近のニュースなどをチェックして、応募した企業について知ることで不安が減少します。

次に、採用面接をシミュレーションし、想定される質問と答えを考えます。採用面接官の評価するポイントは、回答の内容より、答え方(コミニュケーション力)や思考法ですので、難しく考える必要はありません。採用面接官の質問に対して、「知らない」「わからない」との答えも有りです。評価を下げるのは、問題に答えられなかったことで焦り混乱することです。

採用面接では、自分を自分以上に良く見せる必要はありません。「ありのままの自分を出せればいい」「それでダメなら縁がなかったとあきらめるしかない」と覚悟を決めることです。

採用面接練習にイメージトレーニングを取り入れる

緊張した状態で、力を発揮するために、一流のスポーツ選手がイメージトレーニングをしていることが知られています。体操の内村航平やスケートの羽生結弦の例が有名です。空中姿勢など、止めて練習できませんので、自分のフォームをイメージし、頭の中でそれを繰り返すと言います。

採用面接では、多くの人が「自分は受かるだろうか?」という不安を抱えています。しかし、内定者の中には、(受かる前から)既に合格したつもりで採用面接を受けていたと言う者もいます。本人は意識していないのに、自分が合格者とのイメージを描いて採用面接を受けていたようです。逆に、不合格者をイメージして、不安や緊張感が増し、うまく採用面接が出来なかった人もいます。

イメージトレーニングをすると、弱気な自分から強気な自分に、心のスイッチ(意識)が切り替わります。志望企業を想定して具体的にイメージするほど効果的です。面接のイメージは、どんなものでも良いのですが、必ずポジティブなものにすることです。イメージの例を上げます。
1)自分は既に志望企業の合格者と思う(自己暗示)
2)面接とは試験ではなく、先輩社員との懇談会と思う
3)既に社員だから、何があっても恐れる必要はない
4)社員として、志望会社の課題を共有している
5)懇談会なので、先輩社員との会話を楽しんでいる
イメージトレーニングは、繰り返し行うことによって効果が表れます。何度も繰り返すことをお勧めします。

まとめ:緊張する採用面接は、準備とポジティブイメージで克服

企業で働く人は、採用面接から始まり、いろいろなビジネスシーンで緊張する場面に遭遇します。緊張した状態で、力を発揮するには準備と場数を踏むことです。場数を踏めないなら採用面接の練習をすることです。スポーツで行われているイメージトレーニングは、採用面接のみならず、いろいろなビジネスシーンでも有効です。緊張する場面では、ポジティブなイメージを持つことでうまくことが運ぶものです。

参考記事;採用面接がうまくいくために自己紹介で気をつけたい3つのポイント

「プレッシャーに弱い」と思っている人が、就活面接で心がけるべきこと

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長年、大手鉄鋼会社及び関連企業、米国鉄鋼会社に勤務。仕事のテーマは、一貫して生産性の向上。生産部門、開発部門、管理部門、経営部門において活動。何事につけても「改革しよう」が、口癖。日本経営士会会員。 趣味:市民レベルのレガッタ、ゴルフ。
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