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働き方改革と労働生産性向上。鍵は、情報へのアクセス(労働生産性 個人05)

2021/09/17
 
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長年、大手鉄鋼会社及び関連企業、米国鉄鋼会社に勤務。仕事のテーマは、一貫して生産性の向上。生産部門、開発部門、管理部門、経営部門において活動。何事につけても「改革しよう」が、口癖。日本経営士会会員。 趣味:市民レベルのレガッタ、ゴルフ。

働き方改革と労働生産性向上。鍵は、情報へのアクセス

 

「働き方改革」は、コロナ禍でどうなった。

2019年4月から働き方改革関連法案が順次施行されています。その要旨は、厚生労働省ホームページから公表されていますが、法案の目的が、もう一つわかりせん。やるべきことととして、過労死の問題を受け、長時間労働の解消、年次有給休暇取得率の向上、同一労働同一賃金の解消などを上げています。

典型的な、理想と現実の差に対する是正対策です。以前本ブログ「低い生産性が、日本の諸問題の根源」 にも書きましたが、ゴルフの理想のスイングと素人スイングとを比較し、「差の部分を直せ」と言っている是正対策と同じです。根本的な問題は、体力や柔軟性、かまえる姿勢なのですが、触れられていません。日本の働き方改革で必要なのは、生産性の向上です。いや、生産性の向上をはかれば、長時間労働も年次休暇取得も改善できるようになります。

昨年は、各事業所も労働監督署の指導に神経を使っていました。これが、できないと「ブラック企業」として、世間で叩かれした。しかし、今年はコロナ禍で長時間労働の問題が様変わりしています。医療関係の方は別として、仕事そのものが減っていること、一気にテレワークが普及したことで、長時間労働が分かりにくく、働き方改革の声が聞こえにくくなっています。

コロナ禍は、本当の意味の働き方改革をもたらすきっかけになろうとしています。労働時間が減って収入が減っては、働き方改革ではありません。「短く働いて、以前と同等以上の収入を得る」ことが必要です。(働き方関連法案の目的に、是非これを書いていて欲しかったものです。)働き方改革は、労働生産性向上のための改革です。

「情報は、所有するも」のから「アクセスするもの」と考え方を変える

テレワークをする中で、改めて「そもそもなぜ、オフィスに集まって仕事をしているか」と考えてみました。(製造現場などは、別ですが)

1.会議などで、会社内の人、顧客とのコミュニケーションが取り易い。
2.会社や顧客に関する紙や電子化した情報がある。
3.場所、道具などインフラが整っている。
4.ハンコを押すため
と言ったところでしょうか。言い代えれば、

1.情報を持っている人がオフィスに集まっている。
2.紙や電子データとして情報がオフィス保管されている。
3.情報アクセスの為のインフラが整備されている。
4.ハンコ文化が、ハンコレス、電子承認になっていない。
と言うことです。人に会うとは、情報を交換する為です。いろいろなデータがオフィスにあり、自宅ではアクセスしにくいから、出社するのです。

仕事ができる人(=生産性の高い人)は、多くの重要な情報を握っている人だと言われていました。確かに、社内でポジションの高い人には、多くの重要な情報が、早く入ってきます。人の弱み情報を持っている人は、有利な交渉ができます。しかし、個人が使えるネット環境が整備され、アクセス条件が整備されると、誰でも各種情報にリアルタイムで接することができます。情報を所有せずとも、PCでもスマホからでもアクセスでき、内容が分かります。仕事のできる人は、情報を持っているのではなく、情報にアクセスできる人です。仕事の生産性を高めるとは、情報アクセルの生産性を高めることであるとも言えます。今後、仕事のできる人の条件に、多様な情報アクセスルートを持っていることが入るようになります。もちろん、情報をどう使うかは、今も昔も大切な能力です。情報を得て、加工し、発信することが仕事です。


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まとめ:働き方改革は、生産性向上改革

政府が声をかけて始まった働き方改革は、コロナ禍で長時間労働の改善ではなく、生産性向上のための改革とする必要があります。オフィスに行くのは、情報を持っている人に会うため、保管している情報と接する為。ならば、どこにいても、情報にアクセスでき、その情報を加工し情報を発信することができれば、生産性の高い仕事ができます。

 

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長年、大手鉄鋼会社及び関連企業、米国鉄鋼会社に勤務。仕事のテーマは、一貫して生産性の向上。生産部門、開発部門、管理部門、経営部門において活動。何事につけても「改革しよう」が、口癖。日本経営士会会員。 趣味:市民レベルのレガッタ、ゴルフ。
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