「なりたい姿」に向かって変えていく「改革志向」の意見満載

あなたのストレス原因は、言葉、思考、行動のバランスが崩れているからでは?

 
ストレスを感じている人のイラスト
記事一覧

この記事を書いている人 - WRITER -
長年、大手鉄鋼会社及び関連企業、米国鉄鋼会社に勤務。仕事のテーマは、一貫して生産性の向上。生産部門、開発部門、管理部門、経営部門において活動。何事につけても「改革しよう」が、口癖。日本経営士会会員。 趣味:市民レベルのレガッタ、ゴルフ。

あなたのストレス原因は、言葉、思考、行動のバランスが崩れているからでは?

 

あなたのストレス原因は、言葉、思考、行動のバランスが崩れているからでは?

「言ったことが、やれていない」
「思ったことが、言えない」
「やっているけど、本当は嫌」

あなたには、こんな経験がありませんか。人は、こんな状態のとき大きなストレスを感じ、「生きづらい」とさえ思う人もいます。
職場で目標を掲げたが達成できそうもない、
周囲を気にして言いたいことが言えない、
頼まれて役目を引き受けたが嫌で仕方ない、
といったことは、大なり小なり多くの人が経験することであり、そのときは大きなストレスと感じています。これらは、言葉、思考、行動のバランスが崩れている状態です。
人が受けるストレスには、様々なパターンがありますが、その一つが言葉、思考、行動のバランスが崩れていることにあります。崩れるパターンは、3つあります。
1)言葉と行動の不一致
2)思考と言葉の不一致
3)行動と感情の不一致
こんなバランスの崩れは、内的な葛藤や矛盾が生じ、ストレスが生まれます。
今、自分が感じているストレスが、どのパターンかを認識できれば、適切なコミュニケーションや自己理解を通じて、このバランスを整えることでストレスが軽減し、心の健康を保つ助けとなります。
広告

60%の力でうまいこと結果を出す思考100

言葉と行動の不一致

「言ったことがやれていない」
というのは、言葉と行動が不一致の状況です。自分が口にしたこと(約束や目標)が実行に移せていないと、罪悪感をもつことになります。例えば、
「ダイエット宣言したけど、ついつい食べ過ぎ、飲み過ぎてしまう」
と言った場合、自分の意思の弱さを感じ自己評価が下げます。また、他人からの評価を気にすることになります。
「何事も言うことは簡単だが、行うことは難しい」
と割り切ることが重要です。
「できなくて当たり前」
宣言したことが
「少しでもやれたら凄い」
位に考えることです。
こんな言葉と行動の不一致によるストレスを受けているとき、その解消には、
1)現実的な目標の再設定(宣言をトーンダウンするのは、「カッコ悪い」ですが)
2)他社に頼ることで達成を目指す
といったことで、自分への期待値を下げて、少しずつ行動することです。

思考と言葉の不一致

「思ったことが言えない」
これは、思考と言葉が不一致の状態です。内心で考えていることをうまく言葉にできないと、コミュニケーションの障害が生まれます。自分の意見や感情を抑え込むことは、他者との関係において誤解や摩擦を引き起こし、孤独感や無力感につながります。例えば、
「上司に意見を言いたいことがあるが言えない」
といった場合、自分の権威に対する弱さ、意思の弱さに失望感を抱きます。意見を言わないことで、自分が重要視されていないと感じたり、他人に流されやすくなったりといった自己主張の欠如が不満となります。
言いたいことを言葉にすることが、ストレス解消の近道です。
「こんなことを言ったら、相手が気分を害するのでは」
「相手に嫌われるかも知れない」
と心配して言いたいことが言えない状態なときでも、その言葉が過度に感情的でなければ、案外受け入れられることもあります。勿論日頃から、自己主張を含むコミュニケーションスキルのトレーニングをしていればいいのですが、小さな場面から意見を伝えることを心がければ、自分の考えを適切に表現する自信がつきストレスが軽減します。

行動と感情の不一致

「やっているけど本当は嫌」
といったことは、行動と感情の不一致が起きている状態です。表面上ではやっていること(行動)があっても、内心ではそれを嫌だと感じている状態では、自分を偽っている感覚が生じます。この自己矛盾は、長期的には精神的な負担が増大し、バーンアウト(燃え尽き症候群)や人間関係の問題を引き起こしやすくなります。
例えば、
「義理の母親の面倒を見ているが、本当は嫌」
という人がいました。周囲の期待に応じようと行動しているのですが、自己犠牲感を伴って強いストレスを感じている状態です。
こんな行動と感情が不一致の状態でストレスと感じているときは、無理をしないことが重要です。やりたくないと感じることを他者に伝え、役割分担や代替策を見つけることで、無理をして行動する必要を減らすことです。

広告

まとめ

人が受けるストレスには、様々なパターンがありますが、その一つが言葉、思考、行動のバランスが崩れていることにあります。
崩れるパターンは、3つあります。
1)言葉と行動の不一致
2)思考と言葉の不一致
3)行動と感情の不一致
こんなバランスの崩れは、内的な葛藤や矛盾を引き起こし、ストレスが生まれます。
今、自分が感じているストレスが、どのパターンかを認識できれば、適切なコミュニケーションや自己理解を通じて、このバランスを整えることでストレスが軽減し、心の健康を保つ助けとなります。

参考記事:「ホメオスタシス」を使って「落ち込んだ気持ち」から脱出するコツ

目標管理で達成度に一喜一憂するストレスから逃れる3つの方法

 

この記事を書いている人 - WRITER -
長年、大手鉄鋼会社及び関連企業、米国鉄鋼会社に勤務。仕事のテーマは、一貫して生産性の向上。生産部門、開発部門、管理部門、経営部門において活動。何事につけても「改革しよう」が、口癖。日本経営士会会員。 趣味:市民レベルのレガッタ、ゴルフ。
スポンサーリンク




スポンサーリンク




Copyright© 改革志向のおっさんブログ , 2024 All Rights Reserved.